タクテク
昭和歌謡好き大学生の雑記
プロフィール



T.Ueda

電子機器と昭和歌謡を愛する理系大学生

国債、買ってみた

日付:2020/12/30

1:なんとなくで国債購入

 「国債発行額過去最高」みたいなニュースを見ていて、私は何となく「国債、買ってみたい」と思いました。なので、実際に100万円分購入してみたので、実際の購入までの道のりや国債のメリット・デメリットをまとめます。

注意

国債は「ローリスク」とは言われていますが「ゼロリスク」ではないので、購入する際は私のように「なんとなく」ではなく、きちんと考えてから購入しましょう。また、この記事の内容の正確性は保証いたしかねますので、参考程度にご利用ください。

2:ローリスク、ローリターン

 国債って正直、株とかに比べて全然人気がないですが、その理由はリターンの少なさだと思います。今、日本はマイナス金利とかいう正直意味わからない政策をとっているので、国債の利回りも悪いです。といっても、国債には最低金利保証があるので元本割れすることはありません。で、その最低金利は…

0.05%(年、税引前)

 です。私の場合は100万円、3年を選択しましたが、その場合の受取利子合計額は

1500円-税金

 となります。税金は20.315%なので、実質1200円未満と、まあ悲しくなるくらい少ないです。一年あたり500円以下ですから。じゃあなんで国債を選んだかというと、単に買ってみたかったという理由が大きいですが、それ以外にも定期預金の金利が0.002%みたいな状況を見慣れている平成世代からすると、0.05%でも魅力的に見えるというのもあります。私は、定期預金の代わりにしてやろうと考えていて、将来的にも国債は持ち続けるつもりなので選んだって感じですかね。

3:国債購入の準備

 では、いよいよ実際に国債を購入していきましょう。個人向け国債は国債の取り扱いのある銀行で購入します。どの銀行が対応しているかは財務省HPにまとめられています。また、この財務省HPには国債の初心者向け説明があるので目を通しておきましょう。私はインターネットでの購入に対応しているということで三井住友銀行を選びました。

 さっき書きましたが、国債はネットで買えます。ただし、その前に銀行に行って債券口座というものを開設する必要があります。これは文字通り債券を管理するための専用口座で、ペーパーレスです。昔みたいに紙の債券は発行されませんが、その分手数料はかからないので便利です。という訳で、予約をして年末の銀行に行ってきました。銀行員2人 対 筆者というなんか物々しい感じでしたが、

 という感じで大体30分くらいで終了。その日の午後には債券管理口座が出来ていて結構スピーディーでした。

口座一覧

 これで無事、債券口座が開設されました。それと同時になぜか投資信託口座も作成させられました。というわけで、いよいよ実際に購入していきます。

4:物々しい購入ページ

 作成された債券口座の取引ボタンから、国債購入ページに遷移します。この時、募集期間外だと購入できないので注意しましょう。

確認ページ

 そして、「購入」を選択して進めると、「投資のリスク、知ってますか」とか「あなたの資産総額、いくらですか」みたいな物々しい感じの入力項目が並びますが、恐れず入力しましょう。そして、購入金額に「1000000円」と入力して「ポチッ」とすれば…

購入完了ページ

 100万円が国に貸されます。厳密には、国債は月1回の発行なので次回の発行時の購入予約がされた感じです。ちなみに、国債は1万円から購入可能なので、私のようにネタで100万円を突っ込む必要はないです。

購入完了ページ 金額

 それにしてもゼロが多い…

5:感想

 国債購入はけっこう簡単でした。口座開設さえ終わればポチッとするだけで購入できるので結構いいんじゃないかと思います。あと、ペイオフが関係ないのも安心です。ただし、リターンは少ないですが…