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昭和歌謡好き大学生の雑記
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T.Ueda

電子機器と昭和歌謡を愛する理系大学生

イスはオフィスチェアが最高って話

日付:2021/02/05

1:イス、小学生からそのままですか?

 多くの人が小学校入学時にイスとセットで学習机を購入すると思います(筆者は何故か3年生で購入しましたが)。で、それを少なくとも高校生までは使い続ける方が多いかと思います。でも、私は思うわけです。

小学1年生の時に買ったイス、高校生に合うわけないだろ

 このことに気づいた筆者は高校生の時に学習机付属のイスをオフィスチェアに変更。以来約4年、このイスを使い続けているのですがこれが20年の人生で最高の買い物だったので、今回は全受験生にハイエンドなオフィスチェアをゴリ押ししていこうと思います。

2:価格だけの価値がある

オカムラ シルフィー 全体

 筆者が購入したイスはオフィス用具トップシェアを誇るオカムラシルフィーという製品。

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 10万円オーバーのオフィスチェアもある中ではそこまで高価格ではありませんが、それでもたかが高校生の使うイスにしては贅沢すぎると言う方(大人)もいると思います。しかし、私は常々思うわけです、

塾に平気で数十・数百万円を払う前にイスを買え

と。受験生たるもの、(真面目に勉強しているか否かとは無関係に)1日の多くを座って過ごすわけです。しかも、受験生から大学生になった後も遠隔授業で座りっぱなし、更には就職してもテレワークととにかく座る時間が多い現代社会。イスをいいやつにすれば効果が大きいと思います。実際、筆者も以前のイスを使用していた時は常々「腰が痛い」と言っていたわけですが、イスを変えてから腰痛は解消しました。ただし、別に成績は向上しませんでしたが(後、予備校って本当に高いよね)。
 ちなみに、筆者は予備校に通う同級生を尻目に「スタディサプリ」で勉強してました。なんかステマっぽいけどこれはコスパという点では最高。予備校と比較はできないけど講師の質は高校の教師よりは明らかに高いから使って損はないと思う(この記事が筆者の恩師に見られたらまずい…)。というわけで広告ターイム!

3:前傾姿勢対応イスが学生におススメ

 じゃあ、どんなイスがいいのかという話ですが、私は長時間座ることを想定したオフィスチェアがいいと思います。最近はやたら「ゲーミングチェア」が流行りですが、第一デザインがダサいし、どう考えても家具メーカーのイスのほうが高性能だと思うので。また、オフィスチェアといっても最近はかなりオシャレなものが多く、カラーバリエーションも豊富なので、家庭使用にも合うと思います。
 また、機能面では特に学生の場合はPC作業よりもノートに文字を書いたり、机上に広げた参考書を読んだりとうつむいての作業が多いので、前傾姿勢に対応したイスがおススメです。筆者は、前傾姿勢対応のイスで10万円以下、ということでこのオカムラのシルフィーを選びました。普通オフィスチェアはPC作業を想定しているので意外と前傾姿勢対応製品は少ないですが、このイスは価格の割にはかなり高機能だったのでこれを選んだ感じです。シルフィー(というかオフィスチェア全般)はめちゃくちゃ種類がありますが、筆者は

  • ハイバック・背面メッシュ
  • ライムグリーン
  • オプションでアジャストアーム(ひじ掛け)とランバーサポート

という構成にしました。また、フローリングへのダメージを軽減するためにウレタンキャスターに変更してあります。

直立姿勢

 これが直立姿勢、要は普通の位置でリクライニングを固定した状態。直立姿勢だとノートをとる・参考書を読むといった場合にどうしても猫背になりがちです。

前傾姿勢

 しかし、前傾姿勢対応のイスであればこんな感じで背もたれが前方向に傾くので姿勢を保ったまま下を向くことができます。しかも、背もたれと連動して座面の角度が変化するシンクロロッキング機構が備わっているため、前傾姿勢でも体がめっちゃ折り曲げられるなんてことはありません。ただし、最上位クラスのイスに搭載されているアンクルムーブ・シンクロロッキング(くるぶしの位置を保ったままリクライニングする)はついていないので、直立→前傾と切り替えると高さ調整がやりなおしになるのはちょっと不便ですが。

後傾姿勢

 後ろ方向にもリクライニングできますし、リクライニング位置の固定はもちろんリクライニングの反発力調整機能も付いています。「学生にリクライニングなぞ不要だ、ずっと下向いて勉強してろ」という意見もあるかもしれませんが、後ろ方向のリクライニングはちょっと休憩するときや手に持って本を読むときに非常に便利なので必須です。特に、立たずに背を伸ばせるという利点は私のような集中力皆無の人間には重要です。

クッション 比較

 そして、イスの価格差が最も現れるとも言える座面のクッションですが、まずそもそも座面がデカいです。しっかり奥行きがあるので膝裏までしっかりと支えることができ、体重が分散されます。試しに価格だけで選んだ筆者の食卓付属のイスと比べると一回りデカい印象。

シルフィー クッション

 また、クッションにはかなりの厚みと反発力があり、非常に快適です。クッションの左右が盛り上がっていて、体がぴったりフィットします。このイスに変える前は常に「腰とケツが痛い」とボヤいていたのですが、そんなこともほぼなくなりました。4年間使用した感じではクッションの劣化も感じられません。

高さ調節

 この辺りもイスの価格差が大きく現れるところですが、調節機能が豊富です。まず、右側には高さ調節レバー。高さ調節は低価格なイスでもついていますが、操作レバーがちょっといい感じになっています。そして、その手前にあるダイアルがリクライニングの反発力調節ダイヤルです。

リクライニング固定ダイヤル

 左側面にはリクライニングの固定ダイヤル。リクライニングは4段階での固定前傾10°~後傾36°でリクライニング、直立~後傾23°でリクライニングと色々選べます。ただ、4年間使った結果たまに動作がおかしくなるようになりました。

座面位置調節

 そして、その上には座面の前後調節がついています。これで座面を前後に動かすことができるので、筆者のような短足でも奥までしっかり座れます

アジャスタブルアーム(ひじ掛け)

 オプションの調節可能タイプのひじ掛けは、高さ調節のみならず前後方向の調節及び左右傾き調節までついています。しかも、表面にちょっとクッション性があるので長時間使用時にもひじにやさしいです。筆者は以前、学習机のサイドワゴンを無理やりひじ掛けにしていたのですが、その結果ひじが痛くなったのでこのクッションはありがたい。

ひじ掛け 使用

 ひじ掛けも「不要論」がありそうですが、やはり長時間作業するならあったほうが絶対に楽です。キーボード使用時はもちろん、文字を書く際も結構便利です。また、「ちょっと一息」という時にも役立ちます。

ひじ掛け 干渉

 ただし、このような大型のひじ掛けを付けると、ただでさえイスの存在感が増すのにイスが机の下に入らなくなるという最悪な状況になりがちなのである程度の空間を犠牲にする覚悟が必要です。筆者の学習机はひじ掛けとイス全体の高さを下げないと入りませんでした。また、幅が大きくなるのでサイドワゴンとイスを両方机の下に入れることはほぼ不可能だと思います。

ランバーサポート

 オプションのランバーサポートは腰に当たる感覚が痛くてなんかイマイチだったので取り外しました。6000円くらいしたのにこれはちょっと残念(ランバーサポートって和製英語なんだな)。ただし、仕様変更で素材がもう少し柔らかいものになったみたいなので改善されてるかも。

バックカーブアジャスト機能

 そして、このシルフィーの「目玉機能」である「バックカーブアジャスト機能」。背面がメッシュのもののみですが、背もたれのアールを2段階で変えられるというもの。これで大柄な人と小柄な人の両方に対応できるようになっているらしいですが、いまいちどっちにすればいいのかわからない。まあようは、「肩幅デカめでも小さめでもOK」ってことです。こんな感じで、とにかく調節機能がめちゃくちゃ付いてます。

カラーバリエーション

 また、カラーバリエーションも豊富で背面メッシュタイプは11色もあります。しかもフレームと脚の色まで選べるので組み合わせがすごいです(語彙力)。

3:オフィスチェアの「デメリット」

 とまあ、オフィスチェアは高性能だし色もいろいろ選べて最高!ってわけですが、欠点もあります。

サイズ比較

 まずは、とにかくデカい・重いという点です。重さは確か20kg越え、そしてリクライニングチェアは特に脚も大きいしリクライニングする分の空間も必要。さらにひじ掛けのせいで横幅も増加した上に極めつけは机の下に入らない。少なくとも二人掛けの食卓くらいの設置面積が必要なこと、及び背もたれの高さが高いのでかなり存在感があることには注意が必要です。

ホコリ

 また、「調節機能がいっぱい」ということは即ち「色々ついていて掃除がしにくい」ということになります。このイスは筆者宅の中で最もホコリのたまる場所の多い家具となっています。

4:まとめ

 「巨大であること」を受け入れられるなら、オフィスチェアはその価格に十分見合った働きをしてくれると思います。また、オフィスチェアが家にあると自分の家が新進気鋭のIT企業のオフィスみたいになるのでちょっとした優越感も感じられます(私だけかもしれませんが)。最後に、筆者が高校自分に思っていたことを述べて終わりにします。

みんな予備校行き過ぎじゃね?

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