電子機器と昭和歌謡を愛する理系大学生
日付:2019/12/22
1:妥協が大事です。
前回、電子ヒューズを搭載するとか豪語していましたが、3:インダクタを追加する
ピークを抑制するにはインダクタ(コイル)を適当に突っ込めばなんかいい感じになるだろう、と私は考えたわけです。しかし、専門家(大学教授)から言われたことは、 赤丸内のコイルとコンデンサによって直列共振回路が作られているから、その共振周波数と電源周波数が近いと短絡事故になる、とのことでした。 そして、このコンデンサを前回決めた4700μF×2とすると、インダクタが巨大化することが判明。 それならアキバで巨大なインダクタを買ってやろうとアキバを歩き回ったのですが、残念ながら350μHが限界でした。 その結果、350μH×2のインダクタと、15000μF+4700μF×2のコンデンサを使用することを決定。これで、共振周波数は36Hzとなり、50Hzより低いので問題なし。 突入電流はコイルの緩衝作用とトランスの内部抵抗があるから大丈夫だろう、ということで放置。4:林立するコンデンサと即席水冷システム
無事アキバで部品を購入し、組み立てました。15000μFのコンデンサの主張が強い。そして、両電源なので全て×2。 とりあえず、疑似負荷として10Ωのメタルクラッド抵抗を接続。5:実験結果
10Ω負荷時の出力電圧(上)と電流(下)はこんな感じでした。まあまあリプルは多いよね。そして、コイルを入れた意味はあったのかなかったのか…