タクテク
昭和歌謡好き大学生の雑記
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T.Ueda

電子機器と昭和歌謡を愛する理系大学生

スピーカーで音楽を聴こう:独断と偏見の音質論

日付:2020/03/09

1:前回のアンプ製作に引き続き

前回まででスピーカーアンプを製作しましたが、今回はその音質について記述しつつ、 同時に独断と偏見でオーディオ論を書いていこうと思います。

2:スピーカーは自動車用

スピーカー

 家が自動車関連の仕事をしている(していた)ので、スピーカーはPioneer製の自動車用17cmスピーカーを使用。 ホームセンターで木を買ってきて、適当にエンクロージャーを製作しています。 小学生の時に作った箱なので物凄く作りが悪いです。スピーカーも割と低価格品です(2個で5000円くらい)。

3:自作なので2割増し

スピーカー 配置

 一人っ子ということで、実家のリビングを勝手に占拠してスピーカーを設置しています。 長方形(直方体)の部屋の長手方向に、やや内振りでスピーカーを設置しています。 ラジカセは飾りです。

スピーカー 高さ調節

 ただ、箱の作りがあまりにも悪いので左右の高さが合わず、本(電気工事士の試験対策本)で高さを調整しています。

アンプ 入力

 アンプにはWalkmanのイヤホン出力をRCAケーブルで入力しています。 明らかにボリュームノブとのクリアランスを間違えているのは気にしてはいけません。 そして、10mmのアルミ削り出しパネルだけは超高級オーディオに肩を並べています。

 で、音質はどうなのかということですが、まあ悪くはないけれど特段良くもない、という感じですかね。 このアンプは(筐体が極厚であること以外)特徴がないことが特徴なので、まあ当然かもしれません。 スピーカーも流石に2個5000円だと限界があります。ただ、アンプとエンクロージャーを「自分で作った」ので2割増しですが。
 そもそも、僕は「音質」に一番重要なのは再生機器の良し悪しではなく

音源そのものの「芸術的な」良さ

 だと考えています。僕は昭和アイドル歌謡オタクですが、アイドル歌謡に超ド級なオーディオシステムは 必要ではないと思います。「そこそこ」で十分です。
 逆に、芸術的に素晴らしい音楽であれば貧弱な再生機器でも十分聴けます。 では、クラシックとかジャズなら再生機器の音質が重要かというと、その前に

音源の録音の良さ

 が重要だと思います。まあ、当たり前と言われればそうですが、オーオタ界隈では再生機器の良し悪しが 先行している気がします。その他にも、スピーカーの配置や部屋の状態、更には自分の体調なども音の聞こえに大きな 影響を与えるはずです。

4:最近はイヤホンが主流だが…

 最近はBluetoothイヤホン+スマートフォンというスタイルが定着しつつあり、 Walkmanさえも以前ほどには見かけなくなりました。 まあ別に音楽の楽しみ方は人それぞれなのでそれが悪いという訳ではないですが、 やはりスピーカーでも一度聴いてほしいと思います。
 イヤホンは構造上どうしても音がこもりがちになりますが、スピーカーは完全に「イケイケ構造」 なので、特に低音がこもらず非常に自然です。物理的に左右の距離が離れているので、音の広がりも大きいです。 音質を言葉で表現するのは難しいですが、僕の印象では

イヤホン→緻密に作られた模型を見ている感じ

スピーカー→録音時をそのまま再現

 という感じですかね。ただ、スピーカーは難点も非常に多いです。

 といったところですかね(4つ目はマニアックなアイドル歌謡を流しまくる僕特有かもしれませんが)。 「スピーカーで聴こう」とか言いましたが、正直田舎の一軒家(か防音室のある豪邸)でなければ無理なので、 敷居が高すぎるのも事実だと思います(僕も普段は開放型ヘッドフォンですし)。

5:結論

親の前でおニャン子の曲をガンガン鳴らすのはは気まずい。