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昭和歌謡好き大学生の雑記
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T.Ueda

電子機器と昭和歌謡を愛する理系大学生

PoEで防犯カメラを動かす

日付:2021/01/16

1:そもそもPoEとは

 そもそもPoEとはPower over Ethernetの略で、LANケーブル1本でデータと一緒に電源も送っちゃおうという規格です。戸外に防犯カメラを設置する際に電源を引かなくていいのでめちゃ便利だったりするのですが、結構無理やり電源を送っている感じということもあってか一般家庭には全く普及していません。業務向けだと結構使われてたりするんですが、普及していないなら逆に使ってみたい、ということで今回は格安のPoE機器を購入。防犯カメラを動かしてみたのでレビューします。

構築したシステム

 今回構成したシステムはこんな感じです。ルーターとカメラの間にPoEインジェクターを挿入することで、カメラを電源ケーブルなしで動作させました

PoEで動くカメラ

 最終的には、こんな感じで電源ケーブルが外れているようで実は動いている防犯カメラを作成することができました。このカメラは、いろいろあって上位モデルに交換になったCS-QS20 です。有名メーカー製で高機能な割には価格が高くなく、かつ安定して動作するので室内用におススメです。

2:フットライト機能搭載(?)

poeインジェクター 箱

 今回購入したcovia PoEインジェクタは1ポートタイプの簡易的なものです。Amazonで販売されているpoeインジェクターの中で、PSEマークが入っているものの中では一番安いと思います。購入時の価格は2950円と業務用が多いPoE機器の中ではかなり安いです。 こんな感じで外箱は日本語になっていましたが、なんか微妙に開封痕があるのが気になります。

PoEインジェクター 外観

 見た目は普通のACアダプタって感じですが…

PoEインジェクター 端子

 下側にLANポートが2つついています。片側が入力、もう片側が出力になっていて、入力から入ってきた信号に電源を追加して出力します。相手機器がPoE対応かを判別する機能はついていないので、INとOUTを間違えると機器が壊れる(物理的に炎上する)可能性があります。ちなみに、筆者は間違える寸前まで行きました。

PoEインジェクター LED

 表面に電源LEDがついているんですが…

PoEインジェクター LED

 これが微妙に明るくて、夜にはちょっとしたフットライト並に光ります。筆者はこの真横で寝ているのですが、足元が見えるようになってちょっと便利です。まあ、たいていの人にはこのLEDは邪魔だとは思いますが…

4:まとめ

PoEインジェクター 使用時の様子

LEDが邪魔なこと、及び接続を間違えた時の保護がないことはマイナスですが、実使用には問題なく低価格でPoE試せるのでPoEを自宅に導入したいオタクにはおススメです。


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